街の角ですれ違う交差点から 鳴り響くクラクション サイレン 青の点滅 声にならない衝動にかられて 気付けばまた理由もなく 足早に急いでく 手を伸ばした先にはあるはずの光は 無く 蜃気楼に溶けてゆく 影に変わる瞬間が 置いていかれるようで 桜の季節は何だか切なく 雪降る季節は温もり感じてる 逆さまに映る わがままに遊ぶ 積み重ねてく 悪戯のように ありのまま奏でてゆこう 時ノ調ベを 懐かしさと切なさが残る香りは そっと秘められたシーンまで ちゃんと覚えてるんだよ ひとつひとつ違う色しても どれもこれも大切な記憶として 生きてる 頬に吹き抜ける風 音も立てずに去ってゆく 追いかけるように振り向いた 突然過ぎた夕立ちに今でも 濡らしたまま 桜の季節は何だか切なく 雪降る季節は温もり感じてる 逆さまに映る わがままに遊ぶ 出会いと別れ これからいくつ 繰り返してゆくのだろう 時を越えてく そうだ 僕らにはまだ残された時間が 少しあるから 目的地は無くとも歩いてゆこう 途切れる日まで また手を伸ばした 先にはあるはずの光は無く 蜃気楼に溶けてゆく でもね、でもね、 いつまでも追いかけていたいよ 桜の季節は何だか切なく 雪降る季節は温もり感じてる 逆さまに映る わがままに遊ぶ 積み重ねてく 悪戯のように ありのまま奏でてゆこう 時ノ調ベを