風見鶏がゆらゆらと時を運ぶ 行方も知らずただ見送ってる 部屋の明かりそっと消して 月が瞼開くまで 深い海に沈んでくような 真っ暗な世界 地図も目印もないまま僕ら どこへ行けばいいのだろうか 何度迷ってもまたいつか巡ってくる 立ち止まればもう 動けなくなりそうなのが ただ怖いから 手探りで歩いてくいつになれば 終わるのかも 分からないままの時を消して あぁ、心に棲みつく憂いを除けて 風見鶏はゆらゆらと時を運ぶ 行方を導いてくれないか 願ってしまうほど焦るの 今までのあれやこれ 全部無駄だったのかななんて 今更気づいてももう遅いの?