平等に愛したいし 平等に愛されたい 特別なんて これっぽっちもないんだよ らしくないなんて 無責任なこと言うなよ わたしのなにを 知ってるって言うんだ あの子みたいになれるようにって あの子もそれなりにはやれてるって 違う、違う、わたしはあの子よりも もっと這い上がって見せるんだ 居場所はどこにもないと 吐き捨てたひとりの夜も 君の隣でも 夜の街中も 黒のレスポールを歪ませて 掻き鳴らしたって聞こえない 弾き散らかしたって届かない この声が この音が 誰かを探して1人さまよっている ある人が言ってた 「今日笑えたことを忘れるな」 「辛い、苦しい、立ち止まった そこを居場所にするんじゃない」 あの日流した涙が 嘘偽りのないわたしなんだと 信じて生きてきた わたしはあの子にはなれないし あの子もわたしにはなれない 「あの子みたいだね」って よく言えたもんだよな なにも知らないくせに 昨日には戻れない 今は今しかない あの時のヒーローはもういない そんなこととっくにわかってるけど どうしても立ち止まって 振り返ることがある きっとそれは わたしが生きてきた証だから 居場所はどこにもないと 居場所はここではないと 逃げ出したあの日の夜も 振り向いて 顔上げた 黒のレスポールが鳴り響く 掻き鳴らしたって聞こえない 弾き散らかしたって届かないけど この声を この音を 信じてもう一度 手を伸ばし超えていけ この声を