雅(みやび)白たへの 霧(き)らふ天霞(あまがすみ) 月は十六夜(いざよい) 垂(た)ゆる影 宇宙(そら)は 幾世にか 年の経ぬらむや 生(あ)れしことを 泣くも良い 追い及(し)かむ 君へ 哀れを乞(こ)うても 嗚呼 さも知りなむ 故(ゆえ)に身は病む 待ちにか待たむ 嗚呼 世は無常 汝(な)は慕情 我(われ)恋ひめやも CRY 哀 CRY 汝(な)は妖艶たる美さも不埒なる愛 CRY 哀 CRY よろず能宴たる美 千代(ちよ)に天照らす舞 君よ 手童(たわらは)の 如き さやけしき 取りてそしのふ 柔(やわ)き女陰(ほと) 晩秋(あき)は ぬばたまの 夕闇(やみ)に 離(さか)り居て 過ぎし日々を 泣くが良い 追い及(し)かむ君へ 我(あ)が恋止(や)まむ 嗚呼 古(いにしへ)思ふに 眠(い)も寝(ぬ)らめやも 夜泣きかへらふ 嗚呼 世に非(あ)らず汝(な)は 菩薩(ぼさつ)濡れ立ちてやも CRY 哀 CRY 汝(な)ば妖艶たる美 さも不埒なる愛 CRY 哀 CRY よろず能宴たる美 千代(ちよ)に天照らす舞 ますらをや恋ひつつ あらずは彼岸花 咲きて散りぬる花にあらましを 世は無常 汝(な)は慕情 我(あれ)恋ひめやも CRY 哀 CRY 汝(な)は妖艶たる美 さも不埓なる愛 CRY 哀 CRY よろず能宴たる美 千代(ちよ)に天照らす舞 CRY 哀 CRY 汝(な)は妖艶たる美 さも不埒なる愛 CRY 哀 CRY...