綺麗な月です君も見てるかい 薄い風はカーテンをすりぬけ 今更分っても届くはずがない声 胸に残るそのひだまり この街に3度目の粉雪が降り積もっ てゆく 僕はまだ何も変われないままで この冬にもう君は居ないから 眠ってしまおう 冬の雲です君を隠して 冷たいこの手をポケットにしまった 今君はどんな夢の続き見ているかな 僕はどうやら迷子みたい 北風が3度目のこの冬を連れて来た けど 僕はまだ何も変われないままで この冬にもう君は居ないなら もうおやすみ ゆらゆら燃えてく 炎ながめながら 僕の中の君も溶けて この街に3度目の粉雪が降り積もっ てゆく 僕はまだ何も変われないままで この冬にもう君は居ないから 眠ってしまおう