もう行かなきゃ 今度はちょっと長くなるよ 遠くに行くんだ そう いつも通りさ 目的地なんてまだ決めてないよ 繋いだ手を離してみても そこにずっと何か残っていて 僕らはそれを思い出と呼ぶのさ 大丈夫 忘れないから 鈍行列車に乗ってこう 知らない街で降りてみよう 絵葉書でも買って 君に手紙を書くよ バックパッカー 淀みないか? 生きるってことに嘘はないか? って僕は僕に訪ねてるんだ 生き残した日々を取り戻すのさ 『まあいいか』 で済ませてきたことを 全部確かめに行くよ 世界地図の余白を埋めるために そう大地のそこから突き上げてくるようなリズムや そう星降る砂漠の夜風の匂いをまだ知らない 理由なんて必要はない 訊かれたところで持ってない 行き着く場所 辿り着いたどこかで見付けるよ バックパッカー淀みないか? 生きるってことに嘘はないか? って僕は僕に訪ねてるんだ 生き残した日々を取り戻すのさ 『まあいいか』 で済ませてきたことを 全部確かめに行くよ 世界地図の余白を埋めるために 旅立っちゃいなさいな さあ決めちゃいなさいな 見ておいでなさいな 本当の世界を 始めちゃないさいな お確かめなさいな 触れておいでなさいな 本当の世界に 誰の手にも変えられやしない 君だけの真実を 追いかけなさいな