貴方が死んだ時に 涙はこぼれ落ちない それでも僕は泣いた 胸の奥が泣いてた いつまで経っても子供みたい もっと真面目に生きろと言う そんな貴方が嫌い だから泣いちゃダメだよ あのね。 僕は大好きでした。 もっと早くに伝えてれば よかったのに 今更なんで? こぼれ落ちるな! そんな資格はないはずだって 言い聞かせたんだ 何年経っても思い出して 貴方の顔がこぼれ落ちる 人間を嫌うには あなたの影が邪魔だ あのね。 僕は大好きでした。 愛することも出来ないまま 泣いてるだけ 泣き虫なまま 触れた手のひら 温もりがもう伝わらなくて それでも届け あのね。 僕は愛してました。 文字が霞んでよく見えない 止まらないよ 背中をさする 貴方はいない そんな当たり前のことが 酷く寂しいんだ