Track by山根将太郎
ありきたりな夜に ありきたりな僕が そこそこ美人で 色白の ありきたりな君を 送り届ける途中 ありきたりなジョーク むきになる君 あるきたりないからって 遠い遠いまわり道 待ってましたって 顔に書いて あいしたりないって あるきつかれた君に ありきたりなセリフと ありきたりなキスをする ありきたりは ポケットの ゴミくずと一緒に 出てくる ありきたりは 君の 化粧ポーチのにおい 漂う ありきたりは 踏んづけた かかとの裏に 潜んでいる ありきたりな 僕の しょうもないギャグが さえわたる