見慣れた街の中 行き交う人たちは どこから来て どこに向かうのか 知らずにただ 野暮かも でも何か 見落としてる 価値観 飲まれたフリしたって ある記憶はまだ くり返す 何度も何度も 嫌になったって 笑って「平気」だって あいまいな気持ち 抱いてばかり 吸い込んで吐いて Slow down 落として 心の中 のぞきながら 大抵ならOK つまずいても立って 明日には笑えているよう 煙にして まいて くり返す 何度も何度も 殻を何重も何重も厚くして いつか見えなくなるまで ふり返っても 何もないって知ってる 探してる 何度も何度も 街の雑踏をさっそうと駆け抜ける 辿り着けるところまで 「大丈夫」だって 言い聞かせて きみはもう独りじゃない 「あれでもない」 「これでもない」嘆いて 迎えた朝 腫れた顔のまま 今にも散りそうな その心の奥 閉ざされた今 閉ざされた今 深く眠るきみの横 眺め 過ぎる時がただ かけがえのないものに変わってゆく あってゆくよ 日々が慌ただしくて その意味が見出せなくて くすぶった時間 バネに飛べる 強い意志があればさ ないものねだりなら あるものでいい 大事なものだったら Never release 「大丈夫」だって 言い聞かせて 今日も歩き続けて ふり返っても 何もないって知ってる 探してる 何度も何度も 街の雑踏をさっそうと駆け抜ける 辿り着けるところまで 「大丈夫」だって 言い聞かせて きみはもう独りじゃない