遠くでかすかに 聴こえるピアノ 黒板の片隅の カウントダウン 笑ってふざけて 過ごした日々よ あと何回「またね」と言えるのでしょう 広い世界で 同じ時代に 隣の席で出逢えた奇跡 いつもあなたがくれた 笑顔に どんなに どんなに 救われたでしょう ありがとう、そしてさよなら 名残り雪は きらきら舞って ありがとう、そしてさよなら 一秒一秒 抱きしめながら 午前の優しい陽射しの中で 変わること 変わらぬこと 考えていた 卒業証書を受け取る 背中に めぐった季節が 滲んで見えた 笑顔と涙 交じる人波 あなたの姿探してまわる 3年分の想い 渡せる 最後の、最後の、一日だから ありがとう、そしてさよなら 未来行きの 列車に乗って 旅立とう それぞれの道 いつかいつか また会えるまで ありがとう、そしてさよなら 名残り雪は きらきら舞って ありがとう、そしてさよなら 切なく優しく 街を染める ありがとう、そしてさよなら 春の雪は さくらを待って ありがとう、そしてさよなら いつかいつか また会えるまで