美(かい)しゃ 田んぼに映る夕日 美しゃ 鍬持つ おじぃの影 美しゃ 汗水ぬぐう手には 今日までの日々が刻まれている 美しゃ 糸紡ぐ おばぁの姿 美しゃ はた織る優しい音 美しゃ 風そよぐ縁側 長い月日をつないでゆく 手を引かれ歩いた道に 咲いてたアカユラ 悲しみ越えて 喜び分け合い 笑顔つないで人は生きる 唄者(うたしゃ)歌えよ 唄者語れよ あるがままの心のふるさと 美しゃ 海を走るサバニ 美しゃ 青く眩しい波 美しゃ 日に焼けた海人(うみんちゅ) 忘れないように見つめていた 風に揺れるウージの道で 遊んだ夕暮れ 変わらぬものは 愛する思い 時をつないで人は生きる 唄者歌えよ 唄者伝えよ あるがままの心の言葉を 悲しみ越えて 喜び分け合い 笑顔つないで人は生きる 唄者歌えよ 唄者語れよ あるがままの心のふるさと 唄者歌えよ 唄者語れよ あるがままの心のふるさと 美しゃ 風に揺れるウージ 美しゃ 空に咲くアカユラ