泣いて かけてゆけばそこに きらめく海原 けれど 受け入れはしなかった 私の弱さを 沖を すべってゆく船と 足もとで遊ぶ 犬と 風を 切る鳥たちだけ 自由だった 夢中になれる 何かが 明日へいざない いつしか遠く 旅したと あなたに告げる <♪> いつも 悩みをたずさえて 潮騒をきいた けれど 答えは得られぬまま 朝焼けは終る 銀の 雲間から差し込む 光いくすじも見とれ 冬の日の冷たさを 忘れてた 消えてゆかない くやしさが 私を導き 気づけばここへ 来ていたと 笑っていえる 言葉にない愛の 透き通る手紙を 海はよせてくれる 波に のせて ああ 失う ものはもう なんにもなくて 心静かな 私が はじめて見える 夢中になれる 何かが どこまでも導き いつしか遠く 旅したと この海に立ち告げよう <♪>