どうでもいい葬式で きみの姿をみたよ ずっと髪をいじくっていた ウェンズディアダムスみたい 唇だけが鮮やか 白と黒と紺色の絹 目配せして 席を外した 葬儀屋の裏で僕らはつながる いつも誰かの 不自然な死が きみのしたの茂みに火をつける また誰かの葬式で きみに会えたらいいのにと 夜になると考えていた いつのまにか僕は 鮮やかな君の色を 死ぬ程欲しがるようになっていた ウェンズディきみは たぶん殺してる そんなこと最初やったとき知ってた 僕は誰かの 不自然な死を 心から望んでしまうんだよ 目配せして 席を外した 葬儀屋の裏で激しくつながる いつも誰かの 不自然な死が きみのしたの茂みに火をつける