守るも攻むるも 黒鐡(くろがね)の 浮かべる城ぞ 頼みなる 浮かべるその城 日(ひ)の本(もと)の 皇国の四方(よも)を守るべし 眞鐡(まがね)の その艦(ふね) 日(ひ)の本(もと)に 仇(あだ)なす國を 攻めよかし 石炭(いわき)の煙は 大洋(わだつみ)の 龍かとばかり 靡(なび)くなり 弾撃つ響きは 雷(いかづち)の 聲(こゑ)かとばかり 響(どよ)むなり 万里の波濤(はどう)を 乗り越えて 皇国の光 輝かせ 海行かば 水漬く屍(かばね) 山行かば 草生(くさふ)す屍 大君の 辺(へ)にこそ 死なめ 長閑(のど)には 死なじ