考えすぎて頭が痛くなって 「もういいや」って ため息ついて 深呼吸して見上げた夜空の中に また あなたを探してる 何者なのかわからないほど もうずっと曖昧だったね 気づかないふりして歩くには とても寒い夜だった 彼は誰星(かわたれぼし)みたいに 朝に溶けていく あなたのこと好きなまま 音もなく消えてく 「そばにいたい」 出会えて 恋をした あの日の夢を抱きしめたまま ありがとう 元気で さよなら 本当に悲しいのは 会えないことより その心にもう私はいないと 知った時 これまでの我慢は 何にも変わらずに灰になった それでもあなたが笑ってるとね まぁいいかって 笑顔になって ご褒美みたいな恋だったと 本当にそう思ったんだ はじまってすらなかったと その目が見ていた世界が言う 変わろうとした 明日も会えるように バカみたいね 想いだけじゃ 何処にもいけない 彼は誰星みたいに朝に溶けていく あなたのこと好きなまま 音もなく消えてく 「そばにいたい」 この世界でそう思えた 朝色みたいな恋だった 声も香りも全部を抱きしめたまま あなたを好きな私のままで 消えていく 「そばにいたい」 出会えて また恋をする そんな夢をひとり願いながら 静かに 消えていく 私のままで ありがとう 好きだよ さよなら