この声

歌詞

僕の生まれたその瞬間を 誰かがが気付いてることはなくて 目が覚めて今日が終わる時まで 震えてる 何もない日々が溶けて固まる 火は同じように燃えては 灯す先も無くて暗闇だけが 見えてる 昨日と違うこの世界は 僕にとっては同じに見える 他の誰かの言う通りになって 痛くないな 何も感じないよそれだけ 嫌いだった奴が周りをうろつく 大人になれよだなんてさ 同じように思って過ごしていたのに ねぇ 子供の時のこの世界は 思うように時が進んでく 苦労もあるけれどハッピーエンドな 夢を見てた、ただそれだけだった 今もそうさ、やるせなくて 何もできずに怯えてる この声がまだ枯れようとする前に 何も言えなくて そんなことを気付かせて しまうのか? 僕の生きてるこの瞬間を 僕以外の誰が見てるかな 震えてるだけのくだらない自分を 笑ってよ それと出会う前の世界は 同じことの繰り返しに聴こえる 僕の中で大きくなってく くじけそうさ でもまだ足りないな だからちょっと、少しだけ 進んでいける この声がいつか誰かに届いて 意味のあるって そんなことを思わせて あの好きだった映画は 今になって流行りだして ずっとずっと ずっとずっと信じてた 1人静かな夜に、 かき鳴らす6弦に、 この小さな声が絡まって、 愛もクソもないなって心が叫んでる この声がまだ枯れようとする前に 君が聴いてくれた 繰り返していくのだろう 君の声がいつか僕の名前を読んで 会いに行くよ。そんな ことを思い馳せて あのいなくなった人は 今も僕の中で生きていて ずっとずっと ずっとずっと追い続けて 1人静かな夜に なぜか涙が溢れて 消えてしまわないように、そっと 僕はここにいるよって声で 刻んでるのさ