バス停で汗拭きながら待ったね あの日 旅の途中で 貴方と迷子になり 真夏の蜃気楼が立つ道を ずっと二人並んで 眺めていた想い出 あの日の貴方はもう この世界にはいない 私のことを残し旅立った 突然の雨に心濡れて 行き場のない悲しみが今も 拭えずに此処で立ち止まって 貴方を探している あの夏に置き忘れた 時間はすべてを解決すると 人は優しいから励ましてくれるわ でも、一度きりの人生だから 貴方は私の一部のまま居てね あれからいくつもの夜を 越えたけれど 今も貴方は心に咲く花 沢山の愛をありがとうね 私もいつかこの旅終えて もう一度貴方の温かい 胸の中に抱かれる その日まで生き続ける