終わりへの道の 一歩目に香った芳しさに 終わらせぬように 酸いも甘いも噛み分けた道のりも 幾通りの未完成な破壊さえも 一度散る 我が身への戒め 一度散る 私へと繋がれ 一度散る 我が儘で甘い夢 一度散る 私への餞 過ぎゆく季節へ 置いていく未練は 綺麗なまま 面影を残し 時さえ止めて いつかを待ち続ける 消し去りたい 過ちや罪さえも 一度散る 我が身への戒め 一度散る 私へと繋がれ 一度散る 我が儘で甘い夢 一度散る 私への餞 人は過去を今に染める 良き道のりだったと 私は思いたい そう今を信じていたい 過去への自惚に咲く花はもう無い 今一度 咲く花は未来に咲く 一度散る 我が身への戒め 一度散る 私へと繋がれ 一度散る 我が儘で甘い夢 一度散る 私への餞