Track byItsuki Miyamura
例えば、 あなたを失ったままで 呼吸はできるだろうか 言葉を失くして別の体で 確かめあった 花束 枯れては朽ちていく様を僕は 見ていた あなたは零した「楽園みたいだ」 と微笑みながら どうか あなたが今、泣かないことを どうか 願っては止まないまま 夜明けは僕らを降らない雨で 濡らしてしまった あなたは大人になれないままで砂を 噛ませた きっと 失っては悔いるばかりで きっと あなたなら笑うだろうな きっと この先も繰り返すだろう やっと 夜が明けて雨は止むだろう