悲しい時には 町のはずれで 電信柱の明り見てた 七つの僕には不思議だった 涙うかべて見上げたら 虹のかけらが キラキラ光る 瞬きするたびに形を変えて 夕闇にひとり 夢見るようで しかられるまで たたずんでいた ああ 僕はどうして 大人になるんだろう ああ 僕はいつごろ 大人になるんだろう 目覚めた時は 窓に夕焼け 妙にさみしくて 目をこすってる そうか僕は 陽ざしの中で 遊び疲れて 眠ってたのか 夢の中では 青い空を 自由に歩いて いたのだけれど 夢から覚めたら 飛べなくなって 夕焼け空が あんなに遠い ああ 僕はどうして 大人になるんだろう ああ 僕はいつごろ 大人になるんだろう