最後の恋だと感じてた やっと貴方に出会えたの 無くしてきた今までと 与えてもらうこれからと 無償の愛なんて 綺麗な話などいらない 誰よりも私を見て それだけ望んでいた それなのに 泣くしかないじゃない 振り返ってみたら貴方 空っぽ 返して時間を 尽くしてた私を 思い描いてた未来を 却して 他の誰かの影が揺れ 見たくなかった着信が 貴方が眠ったその後に 不安を現実に変えた 「どうして」と「やっぱり」 私に見せぬ顔 あぁ悔しい 明日なんかいらない 消えてしまえばいい 私の知らない貴方 許せない 愛し合ったじゃない 他には居ないと 誓ったこれまでの二人は すべて嘘 こんなにバカにされ 誰も何も見えないのに 私の心の奥に 貴方がまだ居る 居るのよ 苦手な写真も 貴方の友達も 一緒に居たいから 背伸びしてたのよ 「もう二度と会わない。さよなら」 と告げる そんな私を貴方は見透かして 「どうせまだ好きなんだろ」 「その内戻ってくんだろ」 お前にとって俺が最後の恋なんだろ そう顔に書いてあるわ 不安も滲んでるわ すべてを捧げた 私は 空っぽ