それなりの生活と それなりの愛情で 安っぽいビールの味が1日を染めて 行く どこまで歌えば 静かなとこへ行ける 指の隙間から 落ちる砂を見る 秋の匂いがした 時は無情にも過ぎて行く 君の匂いがまた 街中を赤に染めた 16インチの あの画面の奥で 安っぽい男の言葉 理想を並べてる 悲しくなっていた どれだけ歌えば 静かなとこへ行ける 握りしめていた 一握りの砂 秋の匂いがした 朱い 赤い景色を抜けて 君の匂いがまた この街の色を変える 懐かしい匂いと 狭い僕の部屋 窓の隙間から 君が呼んでいる 秋の匂いがした