太陽が死んだ日 葬列は短く 出来るだけ息を吐いた 海は一人黙っていた 鍵のない心に 捩じ込まれたのは 記憶の遺灰と ただ 埋まらない 空席 あなたから授かった日々に 足りなかったのは あなただった そこに居んならさ 連れてってよ 草臥れた靴は 汚れたってもう 気づかない 新月は続かない 平然を貪る あたしに勝った 盛りの付いたあのバカ女も 夢に酔いすぎて 患って消えた 焦げたフィルターで 咳き込んだ喉が 血の匂いがして "人間” やってて笑う どうしたってさ生き辛い世界で 歪み合い僕ら 嫌い合うんだろう それでいて 独りが怖いんだろう? 気付かない振りして 矛盾を着崩したファッション 綺麗なものを探す度に 部屋には妥協が溢れた "忘れなければ生き続ける"なんて うんざりするほど 信じて皆夜明けを 願う あたしなんかに懸けた命の 値打ちをいつか返せるかな 後悔も情熱も消えないでいて 傷を愛せるまで 性懲りもなく生きていくよ 幾億の時代語りつがれてる 都合いい思想抱いて星をみるよ あなたと視線が重なるように