淡い雪が名残れば 暖かい花は積もる 窓の外で貴方の はなうたが咲いた 春が来た 春が来た 風は光り、草木を 模るように吹き抜ける 微睡みの中で あなたの影に手を伸ばす 巡るる季節の中で いつも そばで笑って 花が散るまで 世界の広さなど 知らぬままでいい 春よ 流るる時間の中で いつも ああだってこうだって 言葉が舞った 眩暈がするほどに 紡ぐ想いは貴方だけ 巡るる季節の中で いつも そばで笑って 花が散るまで 世界の広さなど 知らぬままでいい 春よ 淡い雪が名残れば 暖かい花は積もる 僕のそばで貴方の はなうたが咲いた