好きなAV 女優の話題で盛り上がってるような クラスの男子に告白された時、 掲示板で出会った 売れそうにないメロディを 掻き鳴らし続けてる バンドマンおぢからの 新着メッセージの方が 気になっていた。 本名は知らない。 年齢も知らない。 運命じゃなくして 出会ったあなたは、 わたしに興味無さそうで何も 聞いてこないから楽だった。 わたしはずっと 死にたかったくせに、 どうして一瞬だけでも 幸せになりたいのかわからなくて、 なぜその時に 死にたいのかわからなくて、 人の温もりを感じた時に泣き 始めるような女の子 本当は泣けなかった女の子 私情と好都合を 混ぜてはいけないことなんて とっくのとうに気づいてた女の子 黒髪の君が好きでしたって 思っちゃうけど、 いっぱい変化してどんどん季節が 巡っていくのが愛しいし、 君と一緒に 年取れるってちょーさいこうだから 一生14才とか 17才とか 女子高生でいたいなんてもう 言わない。 だから最低な時も最高が叶う 瞬間もずっと一緒にいて。 この人と一緒に年取れるならなんか 素敵だなと思える人に 出会えることこそが幸せだって 気付いたから。 君が嫌いな、 大人になることは怖くないよ。 19歳のももちゃんより