喉を締めて沈めたはずの 弱い僕を見つけてくれた 欲しいものはわかっているから その通りに生きてきたんだ 本当はちょっと筋張っている手も 消えないまま傷の残ったところも 「それでいいんだ、それがいいんだ」 なんて君が言うから 君が笑う隣に僕を置いたばかりに 気づいてしまったな ありふれているセリフ語るその口が 大嫌いだ 「でもね、あのね」その手の言い訳が 僕の胸で膿んだ 君だけが幸せになれるなんて 思わないで 拍手喝采の大団円を 眺めながら汚そうか あの日みたいに抱き合って 大波乱さ当然 ともに誓い合った運命 果たされぬまま枯れるなら 飛び込もういっせいのせ 未だばらばら体から頭 背信、愛に、はい真犯人 その様、徒花 欲しいものがいくつあっても ただ一つだけ足りない気がした 本当はちょっとおかしいなってずっ と 気づいてたんだ 知っていたんだけど 「それでいいんだ、それがいいんだ」 なんて君が言うから 君が笑う隣にいる僕の首に絡む糸に 気づけないまま抱き合った ありふている日々彩るただ君が 大好きだった でもね、あのね、その手の言い訳が 僕の胸で狂った 「君だけが幸せになれるなんて 思わないで」 拍手喝采の大団円を手放すのが 惜しかった それほど君に染まっていた もう少し笑えばよかった もう少し話せばよかった もう少し触れたらよかった 一つ掛け違えた傷を僕は なぞってしまうよ 美化すんな過去を あれは毒だろ 指でなぞる後悔 手当り次第 綺麗ごと その目に映らないなら もう意味がない 「幸せでいて」なんて 呪いじゃん ありふている日々彩るただ君が 大好きだった 「でもね、あのね」その手の言い訳が 僕の胸で膿んだ 「君だけが幸せになれるなんて 思わないで」 それでも僕は君を想っていた ありふているセリフ語るその口が 大嫌いだ 拍手喝采の大団円を 眺めながら汚そうか あの日みたいに抱き合って だからお願い... けど夢が醒めない 離してお願い... だから花は咲かない これでお終い
