Track bySazanami
光射す部屋で花を買いにくと 着飾った彼女が銃口を覗いたの コーヒーの湯気と硝煙の匂い 此処を離れたら戻れるだろうか 途切れて消えた無線の声を 数えて綴った"おと"の羅列は 海辺に並ぶガラスのように 無情に綺麗で"いま"を飾るの 応えて 応えて 銃声の先 溢れて 輝き 海に還るよ 応えて 応えて 銃弾の跡 沈んで 深く 根を張りいのちを芽吹く 春を迎えよう 日々を騙るよ 愛を謳うように 花を 途切れて消えた銃声たちは 閑かに浮かんだ"いま" の氷を溶かすの