Track byAriabl'eyeS
微睡む日差しを浴びて お喋りは続く 温かな香草茶が 身体に沁みて 友人に頼まれていた 薬を持たせ 笑顔で「気を付けて」と見送った 横行する魔女狩りで目を光らせる 者たち 小さな村の片隅で 「誰にも気付かれぬように」 少女の持つ強大な力は お母様から貰ったもの 天命尽きるその時までも 身を案じてくれた 魔法が使えぬ者たちからは 万能だと妬まれて そんな力に私は時に 裏切られる 必要な時に必要なだけ 大切な人の為に 魔法よりも恐ろしい憎悪 生み出すからね