君は悪くないよ 君は悪くないよ そう言って欲しくて耐えてた 独りきりで泣いて 抱えていたくないよ だけど何処にも逃げ場がないの 僕がいつも謝ってるのは その方が面倒が起きないから 僕がいつも笑ってるのは 皆んながそうしろと云ってたから 「弱音を吐くんじゃないよ」 「逃げずに立ち向かえよ」 そう云われて直ぐ出来るならいいな 「彼奴には出来たよ」 「如何して出来ないの?」 なんて、もう、五月蠅えな 君は悪くないよ 君は悪くないよ それだけは間違いないんだよ 僕も悪くないし彼奴も悪くないよ だけど責めなきゃ気が、済まないの 君にいつも謝ってるのは そうすれば僕が楽になれるから 君にいつも笑ってるのは 本当は人の目が怖くて 仕方がないから 君は悪くないよ 君は悪くないよ どんな道を歩いてたってさ 誰も君のことを責められやしないよ だって君は悪くないから 君が弱いとして、 優しいだけだとして、 それが甘さだとしたってさ、全部 君が君なりにでも生きようとした 証拠だろう そのまま歩いて行け 捻じ曲がっていても良いんだよ 正しくなくたっていい そんなもんさ、人間なんてさ