さもない日々 1) 今も時おり思い出すのは 故郷のあの町と 台所のテーブルと なつかしい日々 誰も知らない悲しみや 寂しい時もあったけど 優しい心で語れるなら ありがたい日々 あの日も今日も未だ見ぬその日も 私を支えてくれるのは 特別な日や記念日でなく 私だけのさもない日々 2) 時を重ねて思い出すのは なにげない事ばかり 母の微笑み父の笑顔 たいせつな日々 春の鳥も夏の風も 秋の月も冬の花も あなたを想い思い出す おだやかな日々 あの日も今日も未だ見ぬその日も 私を導いてくれるのは 特別な日や記念日でなく 私だけのさもない日々 あの日も今日も未だ見ぬその日も 私を照らしてくれるのは 特別な日や記念日でなく 私だけのさもない日々