今はひとりここに立ってる 休みには必ず来てた海 普段よりもラフな格好で あなたと会えるのも好きだった 誰もいなくて 裸足に波かまだ冷たい時間 ちょうどこんな夜は 気取ったレストランにいる 時よりずっと近くに感じた 忘れないよ 髪についた砂をはらう指先も 冷えた肩に掛けてくれたシャツも 深く暗いこの海を目の前に 私はあなたと生きていること ねえ感じてたよ 離れないと信じてたよ 忘れないよ 車の音走り去るたび 静かな波の音を消してく そんなふうに少しずつでも あなたの記憶消せたらいいのに 街を離れて 海の見える場所でいつか暮らす夢 ふたり決めた夢 形のない物ほどなくなる瞬間は いつも気づかない 忘れないよ 星をずっと見上げてた横顔も 時々手に持って歩いた靴も 深く暗いこの海を目の前に 私はあなたと生きていること ねえ 感じてたよ 離れないと信じてたよ 忘れないよ 髪についた砂をはらう指先も 冷えた肩に掛けてくれたシャツも 深く暗いこの海を目の前に 私はあなたと生きていること ねえ感じてたよ 離れないと信じてたよ 忘れないよ