知らないだけ 知らないだけ ぼくに向けられた 魚みたいな刃 痛いだけ まるくなって ぼくは流線型 キュッと産声あげるのさ 地下鉄で君と別れ 垂直の雨は街を満たしていくよ 加速して 思うまま僕は泳いでいくのさ 君へ行こうか 飛べる頃には 月が見えるだろう 明日へ向かえば 夢のままじゃ無効 弱いままではもう 哀しいだけ 哀しいだけ それが優しさや、愛の類だとしても 寂しいよね その分だけ 僕は光を放とう 知らないだけ その分だけ ぼくは加速していくよ 君へ行こうか 月が呼んだら 空へでも行こうか 明日へ向かえば 夢のままじゃ無効 弱いままではもう 弱いままではもう