くるくる季節巡り巡る 一陣吹き抜けた乾いた風 吐き出した息白く淡く 風景にぷかぷかと溶けていく ポッカリ浮かんだ月の下 足跡は二つから一つ 去年見た景色とは違って見えるな 積もり積もっていた 君と雪しんしんと 溶けてしまえ春が来る前に 同じ色の景色が見たかったんだ 雪の降る夜に君と見たかったんだ ぐるぐる時間流れ流れ 忙しなく人々過ぎていく 君からもらったプレゼント そろそろ新しいの買わなきゃな すっかり今年も暮れの頃 忘れたいことが多かったかな 君と聞いた見た笑ったことばかりだ 溜まり溜まっていた涙溢す わんわんと 溶けないもんだ 春はまだ来ない 同じものを君は欲しがってたね 心に巻かれたマフラー 温もりが痛いや バイバイ バイバイ またどこかで さよなら 忘れることはないな ありがとう あなたが育ててくれたんだよ 泣き虫の心 積もり積もっていた 君と雪しんしんと 溶けてしまえ春が来る前に 同じ気持ちにはなれないけれど 雪の降る冬の夜に君を見てた 積もり積もっていた 遠い想いこんこんと 溶けなくてもいいや冬が過ぎても 同じ時間過ごせなくなってもさ 2人で巻いたマフラー 暖かいもんだね 雪の降る冬の夜に 君と歩いて行くよ