物語の始まりは 誰もいない深夜の交差点 やめてしまおうかなんて 考えていた矢先 物語の始まりは 誰もいない深夜の交差点 バイクの排気音 空に吐き出した煙 始まった 物語の始まりは 出来るだけ伝わって欲しいよな あれからどれだけ経った 僕等は今、此処だ 朝に出会えない 夜はそっと泣く 紡ぐのは一掴みの理想と 変われない日々 諦めの海 その端っこに泳ぐ小さな小さな その目が見てしまう前に 君のこころに見て欲しい 時間は過ぎるけど 君の記憶に残す その耳が聴く前に 君のこころに聴いて欲しい 時間はかかっても 君の行く先を照らす