気づかないフリした音の中で 春の風 頬に伝う明日 戻れない君の隙間から まだ僕は帰れない 解けない五線譜を辿る様に 君との見えない明日を待つ ただ僕だけが絡まったまま 緑晶を飲み込む音のカケラ 今 このまま ずっとこのまま 手を繋いでいられたら また君が赦してくれること 気づかないフリを 気づけないフリをした その瞳には桃色の欠片 飛び立っていくんだ 心のまま その足でこの手で今 繋いできた証がある 儚い今日が終わりを告げたら 君の世界は何色になる 今 このまま ずっとこのまま 手を繋いでいられたら また僕が赦してしまうこと ワガママでもいい お願い気づいて 今 この花が散る頃には 何が待っているのかな また日々を紡いでいくから その時はまた その時までまたね