ぼくが寝ている間に できたとなりの家 ぼくが寝る朝に 響くトラックの声 無力なじぶんは 家なんて作れない となりの家まで 響かせる僕の声 ぼくが寝ている間に 高くなってゆく壁 「おしゃれな家が見えてる家の方が イケてる」 なんて笑う 響く 労働の金属音 耳塞ぐように 僕の声を 日に日に埋もれ 空が見えなくなっても いま雑音にしか聴こえないものも いつか ぼくのメロディー 無力なじぶんは 家なんて作れない となりのいえまで 響かせる僕の声 ぼくが寝ている間に できたとなりのいえ ぼくが寝るあさに 響くトラックの声