誰だって染まれない 憎たらしくて 僕は今日も苛立つだけ 移り気な世の中を眺めて 「最低だ」と思った 偽って覚えた理想の姿に 呼吸を奪われる 今日だって同じさ 使い捨ての日々を なぞるのが上手くなったんだ だって自分の事だけ だって精一杯でしょう だってこんなに叫んでも 見向きもしない どうせ誰も彼も適当な言葉で 想いの尺は変わりゆく 僕もその中の一人にならぬ様に 声の枯れたふりをする どうだい 軽い愛を歌うのなら この心はいらないな 間違ってしまいたい いっそのこと 笑ってよ そうやって楽になる からかって それで満たされるのなんて 虚しくて 余計悩んじゃうな 不確定な声の行方は わかっているはずでしょう 遠く見えた灯りに愛着を求めて 照らしたのなら消えないで でもね 嘘によく似た夜更けの隅っこで また1人になってしまう 同じような顔をして 同じような服を着て 同じような人生を 同じように終わらせる そんな馬鹿げた毎日を 僕は愛おしく思うなんて難しい こんな日々は いつか終わると知ってても 不安の種は消えないね 逆さまの答えの意味に惑わせて 気が滅入るまで どうせ誰も彼も適当な言葉で 想いの尺は変わりゆく 僕もその中の一人にならぬ様に 声の枯れたふりをする どうだい 軽い愛を歌うのなら この心はいらないな