恥をかいて笑われても さみしくても平気だった なるべくならうまくやって なるべくなら好かれたかった 少しぐらいならたたかれても 嫌われても仕方ないだろう わがままでもあるがままの心で いようとしてしまうから つまずいた時にはきまって 空を見上げてこらえてた 今以上に強くなれるはずと 流れる雲を睨んで 雨上がりの遠くの空に 大きな虹が架かる もっと素晴らしいはずの明日を 信じて生きてゆく もうダメだと 何回も折れそうになりながら 優しい声に幾度も励まされて ひとりきりで 生きているわけじゃないんだと 針のように冷たかった 心は解けだした 言葉にならない悔しさも 誰にも見つからないように 駐車場の月をよけて 折れるほど食いしばりこらえてた 悲しみは優しさに変えて 傷みはあたたかさに 変えることができた日には どんな顔で笑えるだろう もっと大きなはずの 僕になれると信じて生きてゆく