見渡せば街のため息が 砂を巻き上げる ビル風と足をからませて 滑り落ちてく サイダー飲み干したなら 歩いて行こう しゃららら あわが踊るように もっとおどけてみせたい 君がどんなに辛くても ぜんぶ引き受けよう ゴミ箱に捨てるように話して どんなに強くても たまに抱きとめよう その熱に夜は白く光って 朝を照らすんだ くだらないことは くだらないままで揺られて 想像上の海で絡み合って 僕ら安らぐ 夢が尽きるまで ずっと愚かでありたい 君がどんなに辛くても ぜんぶ引き受けよう ゴミ箱に捨てるように話して どんなに強くても たまに抱きとめよう そのうちに雲はまばらになって 羽ばたいてくんだ 静かな叫びがふわっと宙に舞う なんも変わんなくて炎を吐いた 弱いエネルギーを取りこむように 腕を広げた だからどんなに辛くても ぜんぶ引き受けよう その熱に夜は白く光って 羽ばたいてゆく 君を照らすんだ