待ち合わせの改札へ 記憶を失ってたどり着く 勇気とか未来とか ありふれて重すぎる 無責任でありたいよ 口に出してしまいそう 格好わるいな いくら整えても 出掛けられそうにない もらったばかりのキャンディーを いつもすぐに噛み砕く 言い訳を繰り返して嫌んなる ずっとそんな具合だ わかりきった告白を 先延ばしにした僕らは 花畑に迷い込んでしまった 犬のように見えるだろう あたし意外と君のいう 退屈な大人になりそうだ 声に出さずに口元で言う 『ばーか』こっち向けよ ちえ 呼び出しもしらばくれて しかめ面もよく似合うね 当たり前に憧れていたんだ 触れたら壊れそうな 待ち合わせの改札へ 青色吐息でたどり着く こんな人で溢れているのに 誰も友達じゃないんだね わかりきった告白を 先延ばしにしたわたしは 花畑で一生を終えた 犬を呼ぶような気持ちです