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悲惨な戦い (Live)

1,258
5
  • 1973.08.01
  • 6:12
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歌詞

私はかってあの様な 悲惨な光景を見たことがない それは10年以上も前の 国技館の話です 片や巨貫の雷電と 片や地獄の料理人若秩父が 両者見合って待ったなし ガップリ四つに組んだその額からは 玉の様な汗がダラリンコンと流れ出 して来て 若秩父のマワシをしめ出すのだった のだ このしめったマワシがいずれ あの不幸な事件を巻きおこすとは誰 しも あの世にも恐ろしい戦いになるとは 誰しも思わなかったのだ 全く引力とは恐ろしいもので 地上に浮いているものは下へ落っこ ってしまうのだから アレヨアレヨと思うまに若秩父のマ ワシは 落ちた さすが天下の●HK すぐにテレビカメラを消せと命じた が 折りも悪くもアルバイトを使ってい た為に アップで放映してしまったのだ ラジオのアナウンサーが又、アナ ウンサーで テレビを見てない人はわからなかっ たものを すぐにお近くのテレビのスイッチを ひねって下さい等と言ったものだか ら 見なくていい人まで見てしまったの だ さすが天下の国技館 すぐに照明を消せと命じたが 折りも悪くもパートタイムを使って いた為に スポットライトをあててしまったの だ 全く全国3万人の相撲ファンの皆様 は 意外な事実を知ったのだ でかい体にゃ●●●がつき物だと そういう事実を知ってしまったのだ さすが木村庄三郎 あの ソウ うちわみたいなヤツで かくそうとしてやったが 彼も非常に興奮していたもので 股間をイヤという程、 軍配でなぐりつけてしまったのだ さすが弟子の朝潮は 大変、気が利いているもので すぐに毛布を持って現われて来たが 彼もまだ、心の準備が出来ていなか ったのだ 土俵へ土俵へと一直線に進み 土俵の端につまづいてしまったのだ 全く慣性力とは恐ろしいもので 止まる体も止まらなくなってしまっ たのだ その時の彼の脳裏には 一つの言葉しか浮かばなかった その時の彼の頭の中には 一つの言葉しか浮かばなかった 何か体をささえる物はありませんか 何かつかむ物はありませんかと 何かつかむ物はありませんと目をこ らして見たら 目の前にあった 私はかってあの様な 悲惨な戦いを見たことがない

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