世界総体が燃えてゐる 我が15の爆誕日より 可能世界の学校を夢想し ハルマゲゆく画でヌく包丁 学校空間における階級闘争について せかいぢゅうのぜんいんをぶちころ したいぃいいい… 病気は治つて社会の病気は 隠蔽される 承認を承認する 承認の承認装置 140字に矮小化されし思考はそれを 名指し 左右独裁天下陰光と<範疇>をあてが う 夕陽に焼かれし髪に誓へ 虐殺されたベーコン口に加え 街角を模した加速機に われ乗車し鼓膜へ発進 ワイシャツの発光から透けている イデオロギーが透けている 神経症反復横跳び ニンニン…辛抱するでござる ごめん死んでください ごめん死んでください ごめん死んでください 包丁が青白く光っている ごめん死んでください ごめん死んでください ごめん死んでください 告白みたいに刺殺した せかいぢゅうのぜんいんをぶちころ したいぃいいい… 悲しい… 快楽の穴の数に限度がある 身体の穴の数に限度がある たえられないから穴を作る ランドセルと名付けた穴 そんなに資本が好きかコラ そんなに数字が好きかコラ 数字でのみの会話を開始 四万六千三十三 ごめん死んでください ごめん死んでください ごめん死んでください 包丁が青白く光っている ごめん死んでください ごめん死んでください ごめん死んでください 告白みたいに刺殺した 世界を焼かねばならぬ なぜならぼくたちは 感染する過剰接接接接接接続機械を 八月の八十八日にconnectしたら わが訃報でドッヂボールをする 人類幼稚園の砂遊びを見た その平凡な救済により地獄は 地獄のまま放置される ありえたかもしれない学校をにどと 夢想しなくてよくなつた