切り捨てたいのは日常と欠乏感だ 忘れたいんだよ、優しさも全部を 夜が痛いのは心を明け渡したから 言葉にならない溜息ひとつ 胸が苦しいのは愛が零れ落ちたから 欠けた月さえ輝くのに 胸の奥、溢れた言葉が爆ぜる 報われちゃいけない世界なんてさ、 あるわけないだろ 痛みがいつの日か 優しさに変わるように 不出来な弱さが 誰かを救えますように 1人が怖いなら僕らが手を取るから 君だけの世界を壊すんだ 音が届いたら 僕らに違いなんてないんだ 僕らは確かに手を繋いでいる 心に灯ったその光が証明だ 綴る言葉に壁はないんだよ 目に映る世界に影が落ちても 指先が触れ合う熱は確かに 間違ってないだろ 変わらない明日を 出会いが拭い去るように 君に夜明けがどうか訪れますように 心から滲んだ滴が乾いていく その日まで隣にいるから 光は夜を飲み干して 奇跡を連れてくるから 怖がらないで 前だけ向いていて 痛みがいつの日か 優しさに変わるように 不出来な弱さが 誰かを救えますように 1人が怖いなら僕らが手を取るから 君だけの世界を壊すんだ