この指止まれ 独りぼっちだから 居場所なんてなくてさ 繰り返す日々に 泣けずにいた 意気地なしだから 君の優しさも 踏みにじった態度 心には雨 あの時通りすがりに 頭撫でてくれたんだよ? 上手に笑えたかな…? 君の手のぬくもり こんなに覚えてるのに… どうして? どうして。時よ止まれと 祈り願うも 届かない 想い散るの どうして? どうして。 夕暮れの合図「うすむらさき色の… 」 「不忘草かな?」頷き誓う 歩き出す君の 手を取り溢れる「離れたくないよ… 」 強く握る、つよく 「エデンの園でも名を付け忘れられ たんだよ…」 眠れなくなるから この世が不条理だと嘆くに至る根拠 言葉、ぬくもり、 痛みも全て無に帰すと言うの…? あまりにも残酷… 君と見たい景色 こんなに望んでるのに… どうして? どうして。 神はいないの? 恨み穢れも 解けない奥に沈む どうして? どうして。 “寂しくなんかない” 思い込んで強く在れ それこそが正義 決めつけた でも僕はきっと間違ったんだね? 「君に出会って泣き虫になる…」そ う言った僕に向かい君は ニコッと笑った 君の手のぬくもり こんなに覚えてるのに… どうして? どうして。 君がいないの? 忘れたくない 忘れたくなんかないよ どうして…? 僕がいない景色 明日を掴めないのは どうして? どうして。 声は出ないよ… 見つけて いつか 散る花の名を覚えて… どうして? どうしてなの? どうして? どうして。