上書きができない 焼き付いたよ 星座柄の壁紙 埃かぶった造花の影 ゆらぐカーテンの隙間 月光が覗いてる モノクロ映画の 監督気取りで笑ってる 目を閉じて 肌に触れたよ 砂漠のような熱い胸の中で はじめて はじめて 私は弱くなった はじめて はじめての 冒険みたいだった はじめて こんなに 鼓動を聞いたのは 特別なビールで 今夜はお祝い 若い果実の 苦い薄皮の香りがした 乾いた唇 尖った頬骨 剣山のようなあなたの質感全て はじめて はじめて 知らない事ばっかり はじめて はじめて 会った日戻ったみたいに こんやは あなたを 強く抱いていたい はじめて はじめて 私は弱くなった はじめて はじめての 冒険みたいに はじめて こんなに 鼓動を聞いたのは はじめて はじめての よる はじめて はじめて 知らない事ばっかり はじめて はじめて 会った日戻ったみたいに こんやは あなたを 強く抱いていたい はじめて はじめての よる