花の便りに交わした「おはよう」 今でも覚えてる チャイム鳴り駆け出した 茜色の夕日背にして あの頃はまだ名字で呼んで 焦がれる想いに目を逸らしてた 時が経て今日あの場所で 懐かしい匂いがした 愛し僕らの最幸級の日々を 「死んでも守る」だなんて 嘘でも言えないや あゝ どうか あの日の自分にエールを せめてこれだけは言わせて 「君を愛してる。」 君にプロポーズをした初冬 胸の鼓動が踊る 今日という名場面を 赤色の糸で結んだ 本当の優しさとは 高級時計でも エスコートすることでもないから 君の嫌なこと ドタキャンもしないから 知識じゃ庇いきれない 人はそれを愛と呼ぶだろう 「必ず君を…」 「月が綺麗」だなんて 愛し僕らの最幸級の日々を 「死んでも守る」だなんて 嘘でも言えないや あゝ どうか あの日の自分にエールを せめてこれだけは言わせて 僕の隣はアナタじゃなきゃ ダメなんだ 愛を語り合って たった一つの夢を持った Ah ずっと ヘタクソな声で歌うよ せめてこれだけは届いて 「君を愛してる。」 愛し君へ 「月は綺麗だ。」