夜の淵に舞い落ちた初雪 記憶の鍵開けてのぞく想い出 描いた未来よ消えないで 行き交う人の中に浮かぶ光 遠く眩いシリウス 凛と咲いてる 指先に触れる六花 路地裏白く染め モノクロに映る世界に音が沈む 最後の恋 君と見た景色はとても鮮やかで 最後の恋 あの日の温もりが 今も手のひらに残ったまま 駅へと続く道 不意に立ち止まる ゴメンねと言えていたら どうなっていたかな 何が悪かったのか 今は全部分かるよ 背伸びしていた借り物の言葉が 胸を刺す 白い吐息 紅く染まった頬 かじかんだ手を握りしめた 音の無い世界が広がっていた 最後の恋 君といた時間が 歩みを惑わす 最後の恋 誓った約束は果たせなかったまま 目を閉じる