愛はとうに低下 狂おしさを返して 狂おしさを返して 夢で見た 明日の兆しへ 愛は損でいいから 愛おしさを真似して 無理に見過ごしたりして 難にも残らない後悔 見縊るまでのあの隙間を 埋めるための愛も 見繕うだけで 卑しくなる 誠実さを解いてしまう 口約束 何をしていても 戯けるよう きっとただ何かしらの ファンタジー まだ微かに 愛はとうに低下 狂おしさを返して 狂おしさを返して 夢で見て 思わず 記憶に溶けて 憎しむ糧である「好き」かを 触れるための愛も しつこく纏う 気安く舞う ねぇいつか驚いてしまう 心残りも 何をしていても 解けぬよう いつもまた 何かしらで不安だし まだ確かに 愛はとうに低下 狂おしさを返して 狂おしさを返して 夢で見て 思わず 記憶に溶けて