いつからか 止まっていた時計の針みたいな 自分を いつまでも繰り返してるまぁそんな 気分だ 取り柄の愚直さすらから 回ってたまに怒られて 間違いも受け 止められない本当に駄目な子だ 何やったって人並み未満な私で 自己嫌悪に浸ってばっかだな でも簡単に私は捨てられなくて 拾えない感情なんか増えていて 我楽多に塗れた人生観 何者にもなれずいる どうせ今日もまた失敗作 瞼の裏じゃ笑っていたっけな ボロボロの心のまんまじゃその 痛みでまともに歩けられないような 本当にどうしようもない 人間なんです 初めから決まってた運命なんて 一つもなくて その全部が自分次第だって 模範解答に とっくの昔から気づいてた だけど口をついて出るのは 言い訳ばかりで それなのになんで誰かを 妬むんだろう 何言ったって否定するくせにそれを 正当防衛なんて謳ってんの でも純粋に誰かに 認められたくてくだらない 自尊心なんか守って もう馬鹿みたいじゃないですか? 屍を見下すような優越感 何者かになったつもり きっと明日もただ問題作 心の裏じゃ嗤っていたっけな どろどろの自分が生み 出したこの世界の敵に振りかざした 正義なんかじゃ 結局残るのは 虚しさだけだったんです そうだった 今思えばなんてことばっかりで そりゃ悲しいけどそりゃ苦しいけど 平然を装うために堪えた涙も そんな強がる自分を象った弱さを 隠していたいだけ 我楽多に塗れた人生観 何者にもなれずいる どうせ今日もまた失敗作 瞼の裏じゃ笑っていたっけな ボロボロの心のまんまじゃその 痛みでまともに歩けられないような 本当にどうしようもない人間の 私たちは躓き転んでも 這いつくばっていく それがきっと人間という生き 物なんです