石段を登ってく 浴衣の下駄で 転ばぬように手を差し伸べたかった 昼間と違う 顔していたね 光が頬を 染めてた 小動神社から 見てたあの日の花火 夜空照らして 海に溶けてった 秘密の場所だから 誰にも内緒だよ 切なく消えて 滲んでいた 最初の花が 空に咲いてる 花びらだけが 隙間から見えた 汗ばんでくる 気持ち抑えて 鼓動は闇に 響いた 小動神社から 見てたあの日の花火 最後のしずく ひらりと揺れた 来年もここから 二人で見れるかな その言葉だけ 言えなかった また明日が来たら 昨日と違う 二人になれるかな 小動神社から 見てたあの日の花火 夜空照らして 海に溶けてった 秘密の場所だから 誰にも内緒だよ 切なく消えて 滲んでいた 小動神社から 見てたあの日の花火 最後のしずく ひらりと揺れた 来年もここから 二人で見れるかな その言葉だけ 言えなかった